DOOM
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作品紹介
2016年にリブートされたDOOMは、id Softwareが手がけたシングルプレイヤーキャンペーンとマルチプレイヤーモードを備えた一人称シューティングゲームである。本作は3つのプレミアムDLCパック「Unto the Evil」「Hell Followed」「Bloodfall」を含む完全版として提供されており、追加マップ、モード、武器が収録されている。
キャンペーンは高速移動と連続戦闘を軸とした設計で、カバーアクションではなく積極的な接近戦闘を要求する。武器のバリエーションは豊富で、各武器にはモディフィケーションシステムが用意されている。マルチプレイヤーでは複数のモードが利用可能で、アップデート6.66によってマッチング改善や進行システムの見直しが行われた。
アーケードモードやフォトモードといった追加機能も実装されており、リプレイ性を高めている。古典的なFPSの要素を現代的な技術で再構築した作品として、ジャンルのファンには注目すべき内容となっている。完全版として必要な要素が揃っているため、シリーズに興味があるプレイヤーにとって検討しやすいパッケージである。
刺さる人・外す人
向いている人:アーケードライクな爽快感を求めるプレイヤーに最適だ。シングルキャンペーンで悪魔を相手に派手なアクションを楽しめるほか、アーケードモードやフォトモードといった追加要素も充実している。マルチプレイでは3つのDLCパックで追加されたマップや武器、モードで長期間遊べる。最新アップデートでマルチプレイの進行システムも改善されており、継続的に楽しめる環境が整っている。
向かない人:戦術性や協調性を重視するFPSプレイヤーには合わない。DOOMは基本的に単純明快なアクション重視の作りであり、複雑な戦略要素や緻密なチームプレイを求める層には物足りない。また、リアル志向のミリタリーシューターやタクティカルFPSを好む人にとっては、悪魔退治という設定やアーケード的なゲームプレイが肌に合わない可能性が高い。
プレイヤーの評価
DOOM(2016)は圧倒的好評率96%を獲得しており、ユーザーレビューでは爽快感を重視した戦闘システムが高く評価されている。特に「グローリーキル」による体力回復システムが、プレイヤーに攻撃的なプレイスタイルを促し、隠れて回復する現代FPSとは一線を画した原点回帰の設計として称賛されている。リロードなしの高速戦闘、優れた最適化によるヌルヌルした動作、Mick Gordon氏による重厚なメタルサウンド、そしてセール時の圧倒的なコストパフォーマンスが評価点として挙げられている。
一方で不満点も明確に存在する。最も多く指摘されるのが探索要素とプラットフォームアクションの煩雑さで、シークレット探索に時間を取られ「戦闘より探索時間の方が長い」との声もある。足場判定の曖昧さによる落下死、チェックポイント間の距離、道筋の分かりにくさなども頻繁に言及されている。また、ボリューム不足を指摘する声や、立体的すぎるマップ構造に戸惑うユーザーも一定数存在する。
総じて戦闘部分は高評価だが、探索要素が足を引っ張る構造となっており、純粋な撃ち合いを求めるプレイヤーには賛否が分かれる作品となっている。